結構読みました
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
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- 作者: 伊坂幸太郎
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伊坂幸太郎作品は流石の一言。
ラッシュライフでは作中の人物の繋がりが面白いものだったし、
ギャングのほうは、なるほど同じような感想をどこかで見ましたが、確かに爽快感溢れる作品でした。
いつか記憶からこぼれおちるとしても。同じ高校に通う10人の女子高生の話。短編集ですね。
人それぞれ、皆同じようで実際は全然違う。やはり文章の使い方が上手です。
短編集とはいえ設定は同じなため楽しく読むことが出来ました。
ノーリターンは前から見てみたくてようやく見れた小説。
全部主人公の一人称で物語は進んでいきます。主人公のキャラがなかなか面白かったな。
ラストに向けては結構早めに終息していきましたが、あのペースではしょうがないかな。
こちらも見たかった小説。サウスポー・キラー。
野球というと、パワプロとプロ野球と多少のルールぐらいしか知らないので何とも言えませんが、
普通に見る分には楽しめました。実際に野球を結構知っている人にとっては、
この小説は楽しめるかどうかはちょっと疑問かも。
ミステリとして読むのなら、
サウスポー・キラーも、陽気なギャングも、ラッシュライフも良いと思います。
個人的になら、陽気なギャングが一番お薦めですかね。