結構読みました

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

いつか記憶からこぼれおちるとしても

いつか記憶からこぼれおちるとしても

NR(ノーリターン)

NR(ノーリターン)

サウスポー・キラー

サウスポー・キラー

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

夏休み中に読んだのはこの5冊。現在テロリストのパラソルを熟読中。


伊坂幸太郎作品は流石の一言。
ラッシュライフでは作中の人物の繋がりが面白いものだったし、
ギャングのほうは、なるほど同じような感想をどこかで見ましたが、確かに爽快感溢れる作品でした。


いつか記憶からこぼれおちるとしても。同じ高校に通う10人の女子高生の話。短編集ですね。
人それぞれ、皆同じようで実際は全然違う。やはり文章の使い方が上手です。
短編集とはいえ設定は同じなため楽しく読むことが出来ました。


ノーリターンは前から見てみたくてようやく見れた小説。
全部主人公の一人称で物語は進んでいきます。主人公のキャラがなかなか面白かったな。
ラストに向けては結構早めに終息していきましたが、あのペースではしょうがないかな。


こちらも見たかった小説。サウスポー・キラー。
野球というと、パワプロプロ野球と多少のルールぐらいしか知らないので何とも言えませんが、
普通に見る分には楽しめました。実際に野球を結構知っている人にとっては、
この小説は楽しめるかどうかはちょっと疑問かも。


ミステリとして読むのなら、
サウスポー・キラーも、陽気なギャングも、ラッシュライフも良いと思います。
個人的になら、陽気なギャングが一番お薦めですかね。